Sweet Magic

「祐飛?和夜?大丈夫?」



ドアが全開で電気がついてなくってなんか不気味。



2人が喧嘩とかしてたらまずいから、



とりあえず全部の部屋を見て回ることにした。



和夜の部屋...



祐飛の部屋...



お風呂場、キッチン、リビング...



後は、和室だけ。



私は思いっきり襖[ふすま]を開けた。



「...っ。なんだよ!お前」



この声は祐飛だ。



まだ暗闇に目が慣れていないのか、よく見えない。



でも苦しそうにしている。



「和夜は?」



「...っうっ。ここだよ」



痛そうな和夜の声が聞こえる。