クラスで自分のことをこそこそしてるのがなんだか窮屈だったから



私はみんなに真実を言うことにした。



「みんな、聞いてー!

なんか、私と祐飛...藤城との噂流れてるみたいだね。

私、こそこそ言われるの嫌いだからはっきりさせとくね。

私は藤城にフラれました。

なんか、騒がしてごめんね。
藤城と付き合っててごめんね。

これで藤城もフリーになったからみんなアタックしちゃってね!


以上です。」



はぁ。



清々した。



女子も男子もびっくりして



固まってる。



「みんなぁー!!
お・は・よ☆」



奈々が来た。



「おはよ!
奈々!」



「ん?どうしてみんな固まってるの?

私がこんなにハイテンションだから?」



さすが奈々。天然の威力はすごい。



みんなはゆっくりと話しだした。


良かった。



一生固まってるのかと思った。