「で、何があった?」



和夜は私の背中をさすりながら、優しく聞いてくれる。



奈々、私、和夜の順の3人が屋上のフェンスにもたれかかっている。



「私、祐飛にフラれた。」



「「はぁ????」」



そりゃ驚くよね。



お互い、溺愛してたもん。



「美紗、ちゃんと聞くから
一部始終を教えてよ。」



奈々が真剣な顔して言うから



2人にさっきの出来事を話した。







「そーゆうことか。
寮帰ったら、藤城一発殴ってやる」



かっ和夜、怖いよ、、、。



「それはお互い様だね...。

でも、美紗はどうしたいの?」



私?



美紗って私しかいないよね?



「私は....







分かんない。」



ほんとに分からない。



何が正解なのかとか。



「じゃとりあえず気分転換に
カラオケ行こうよ。」



和夜の提案に乗ってカラオケに行くことになった。