そんなある日、あいつが学校を休んだ。



高2になってからは一回も休んだことがなかったのになんでだ?



もし、風邪で倒れてたら…



なんて考えが脳裏を横切ったからすぐさま306に向かった。







306に着いた。



でも、どうやって声を掛けたらいいんだろう。



ただ、美紗は風邪で休んでるのではないと感じ取れた。



そして、俺は意を決して



コンコンッ



ドアを叩いた。