決して、祐飛とデートに行きたくなくなんてない。



むしろ、毎日行きたすぎておかしいくらい。



「じゃあ。別れよ」



祐飛はそう言って屋上から



出ていった。



私はどうすればよかったの?



今週の土曜に振り替えればよかった?



私は何も見えなくなって。



ただただ泣いていた。