――――ドサッ と後ろで落下音を聞いた。 ゆっくりと振り向く。 何かが落ちているのは分かるが、暗くて何なのか判別出来ない。 知らない方がいい。 見ない方がいい。 頭では分かっているが、身体は勝手に動く。 右手の懐中電灯で落下した物体を照らした。 「………ウェッ……」 思わず嘔吐感が込み上げた。