*恋に不器用な私*





そして、私は休憩時間をもらい、あいつのクラスに行くことにした。




2組のホストクラブか…。




私は、2組の教室のドアを勢いよく開けた。





「いらっしゃいませ。って、え!?い、一ノ瀬さん!?な、なんで俺らのクラスに!?」




あー…。やっぱ接客は男子か…。



まぁ、ホストだし、仕方ないよね…。




「あの、これ…。」



私は指名チケットを見せた。




「奏多の指名チケット??」




「は、はい…。」




「かしこまりました。では、こちらの席へどうぞ。」





私が案内されたのは、少し薄暗くて、いかにもホストクラブの雰囲気がある個室だった。




「では、当店人気No1の奏多をお呼びします。少々お待ちください。」




5分くらいたつと、あいつは「ご指名ありがとうございます。当店人気No1の奏多です。」とホストらしい言葉を残して部屋に入ってきた。