また、君と出会えた奇跡

「まだ立てないのか?」


「夏川君……」



そこには夏川君が立っていた



「帰ったんじゃ……しかも瑠羽は?」



夏川君は、瑠羽を抱っこしていなかった


周りにも瑠羽の姿は見えない



「あぁ…瑠羽は式に頼んだ」


「式?」



聞きなれない言葉に戸惑う



「とりあえず立てよ」

「だから立てないんだってば!」



立てたらこんなとこいないし!