また、君と出会えた奇跡

とうとう夏川君の姿が見えなくなった


瑠羽は多分寝ちゃってる感じだったと思うし…



「どうしよう……」


霊が出る前に早くこの場を動きたい


でも足に力が入らなくて…


一人という不安から、体が震えてくる



「夏川君……」



呼んでも意味がないことくらい分かってるのに…



「怖いよぉ……」



あたしは体育座りをして顔を腕にうずめる



立てないし、一人だし…



もうやだ……