話しながら裏道を通る


普段は使わないけど、久しぶりに通りたくなって、瑠羽と一緒に通ることにしたんだ



裏道に入ったとたん、寒気がした


ヤバイ…


これ…まさか…出る…?


前にも、こんな感じのことを経験してる


そのときは、梨花といて…幸い金縛りはなく、走って逃げた



「どうしたのるなねぇ~?」

「瑠羽…走るよ!!」



あたしは瑠羽の腕を引っ張って、走り出す


振り向いちゃヤバイ


直感でそう感じたんだ



裏道はうす暗くて人気もない


裏道を通ったのを後悔した