また、君と出会えた奇跡

「んじゃそっちは妖怪狩り一族の次期当主、栞か」

「だったら何?」



あたしは銀髪野郎を睨む

今は呑気にしてる場合じゃない


相手を倒すことに集中しなきゃ


烈と目で合図しあう


「俺から攻撃しかけるからサポートよろしく」


烈の目はそういってた

普通ならここまで分かんないんだろうけど、あたしと烈は特別


昔から一緒にいるからか、お互い考えてることが分かるんだ