また、君と出会えた奇跡

シャワーを浴びてスッキリし、リビングに行くとお姉ちゃんがソファに座ってた


「おはよう瑠依‐ルイ‐姉。今日早起きだね?」

「ん。おはよ。瑠那も早起きじゃん?」



まぁね、と言って瑠依姉の隣に座る



「また夢でも見た?」

「うん……」



家族には夢のことを話している


話しても、変な夢ね、で終わるんだけどね



「本当にその夢、不思議だよね。」

「あたしも不思議に思う。普通、同じ夢なんて見ないじゃん?」

「うん。まさか、前世の記憶だったりして~(笑)」



瑠依姉が笑ながら言った


前世の記憶って…(笑)


「まさか(笑)でも、自分の前世って何だったんだろうね…」