また、君と出会えた奇跡

でも、ここには相手がいる


いつ攻撃されるか分かんないから、なるべく早く治さなきゃいけないんだけど…


「っつぅ……」


治癒の術は、治る代わりに術の発動中、痛みを伴う


それは、怪我によって痛みが変わる


霊力をたくさん使えば痛くないんだけど、この状況で霊力をたくさん使うわけにはいかない



「ごめん……我慢してね」

「大丈夫…だ…うっ…っつぅ…」



治すときにこんな痛がるってことは、ちょっと重傷なほうかも…


何が理由で頭痛が来てるかは分からないから、詳しくは分かんないけど…



「おいおい。呑気にそんなことやってていいのか?」


銀髪野郎が近づきながら言う


ヤバイ。どうしよう…

烈が式を出せればなんとかなったかもしれない


でも、この痛みに耐えながら式を出すのは困難なこと