また、君と出会えた奇跡

『そりゃわかるわよ。それより何で猫?』


「あたしは現世の彩華。希って言うの。で烈の現世がこの玲斗ね。あたしたちが呼びもどしたのよ。あの世から。でも、人間の姿は霊力の消耗が激しいから猫の姿になってるの」


『そういうことね~。』


『栞…会いたかった…』


『彩華!何泣いてんの?これからは会えるんだしいいじゃない』


『でも、どうやるんだ?瑠那はその技を使えない』


『あたしが瑠那の中から出るわ』



はっ…!?

そんなこと出来るのかよ…



『栞…そんなことできるの?』

『もちろん!じゃ、あたし一旦戻るわ。んで瑠那と話しつけて猫になるからまたね~』



西園寺がまた気を失った


何だったんだ今の…


『栞…相変わらず性格は変わらないのね…』


『だな…』


二人とも唖然としてる


俺も何が何だか分からねぇ


‐‐玲斗side終わり‐‐