わたし．．彼方のこと少し理解できたかな？
今はこんな頼りない感じだけどいつも人に少し遠慮してい大丈夫じゃないのに大丈夫って言う。
そんなとこは昔と全然変わってない。
そんなとき…
「きゃっ！！！よっよけて！！！」
え…？
後ろから本棚が倒れてくる。本を整理してた人が倒してしまったんだ…
倒れてくるけど足がすくんで動けない。
誰かっ…
「永愛！」
声と同時に横から誰かに押された。
ドンッ！
本棚が倒れた音がする。
わたし…助かった？
「男の子がしたじきになってるわよ！誰か救急車！」
男の子！？
わたしは本棚に駆け寄る。
そこには本棚のしたじきになっている彼方がいた…。
「彼方！？」
「と…あ？よかった間に合ったな…」
「彼方が助けてくれたの！？なんで…わたしなんかのためにー…ッ！」
「守るっていったじゃん。一生。」
昔と同じセリフ。
そのとき初めて昔と今の彼方が重なったー…
「バカぁ…自分がケガしてどんすんのよぉ…」
「泣かないでよ…俺永愛の涙…苦手。」
彼方はわたしを安心させようとムリしてしゃべる。
頭からは血が出ていてあのときと同じ。
わたしはあの時と同じで震えて何も出来ない。
怖い。血が怖いっ。
人の死が…怖い……
わたしはただただ怖くて…ずっと彼方の手を握って救急車を待っていた…
今はこんな頼りない感じだけどいつも人に少し遠慮してい大丈夫じゃないのに大丈夫って言う。
そんなとこは昔と全然変わってない。
そんなとき…
「きゃっ！！！よっよけて！！！」
え…？
後ろから本棚が倒れてくる。本を整理してた人が倒してしまったんだ…
倒れてくるけど足がすくんで動けない。
誰かっ…
「永愛！」
声と同時に横から誰かに押された。
ドンッ！
本棚が倒れた音がする。
わたし…助かった？
「男の子がしたじきになってるわよ！誰か救急車！」
男の子！？
わたしは本棚に駆け寄る。
そこには本棚のしたじきになっている彼方がいた…。
「彼方！？」
「と…あ？よかった間に合ったな…」
「彼方が助けてくれたの！？なんで…わたしなんかのためにー…ッ！」
「守るっていったじゃん。一生。」
昔と同じセリフ。
そのとき初めて昔と今の彼方が重なったー…
「バカぁ…自分がケガしてどんすんのよぉ…」
「泣かないでよ…俺永愛の涙…苦手。」
彼方はわたしを安心させようとムリしてしゃべる。
頭からは血が出ていてあのときと同じ。
わたしはあの時と同じで震えて何も出来ない。
怖い。血が怖いっ。
人の死が…怖い……
わたしはただただ怖くて…ずっと彼方の手を握って救急車を待っていた…
