「落ち着いた?」


「うん・・。」




優は私が泣き止むまで

ずっと隣にいてくれた



ん?



優は買い物の帰りなのか

買い物袋を持っている




「ごめんね。」



まだ少しすっきりしない顔で笑っても


上手に笑えてる気がしない





「俺は大丈夫だけど

何かあったの?」




ドクンッ




不意をつかれた質問に

冷や汗が流れる



さっきの出来事を思い返すと

すごく一方的だったと気づく