冬の花


学校に着き、張り出されたクラス分けの紙を見る

私は・・・2年A組。
あっ。今年も美咲と一緒のクラスだ。

美咲と他愛のない話をしながら二階にある私たちのクラスへ向かうが、
し、視線がいたたまれない。

美咲はかわいいいからつい見ちゃうのは分かるけど、
あまり私まで見ないで欲しいよぉ

美咲の隣に並ぶには、私は地味というか
釣り合ってないのは自覚している

腰まである黒髪、目が隠れるほどの前髪

最悪な容姿

体が弱くて内気な性格

美咲とは正反対。


周りの視線を俯くことでかわして過ごし、教室に入る


「おはよう!」

『おはよう////。』


美咲がクラスメイトに笑顔で挨拶すると顔を真っ赤にした男子が挨拶してくる
ちなみにこの光景は毎日繰り返される。
その為、流石の私も慣れてしまって驚かなくなっていた

いつものことだけどすごいなぁと思いながら
とりあえず指定されている席についてみると、窓側1番後ろの風通しの良い所だった

それに美咲が前の席だったので、ほっと胸をなでおろす

でも、なぜか美咲と私の隣の席には誰も座っていない
誰か遅刻やお休みしているのかな?

そんなことを考えていると先生が入ってきてしまい
疑問は泡のように消えてしまった


「おはよう!!!

2年A組の担任になった
岡本 浩士だ《おかもと こうじ》

体育を教えている!よろしく!!」

いかにも体育教師らしく
赤ジャージに短髪の黒髪

ジャージの上からでも筋肉ががっちりとしているのがよくわかるし、
大声でがははと笑っており、いかにも熱血そうな先生だった