冬の花




~優side~


照りつける太陽と柔らかく吹く風


それは昼間だけのことで



今は蒸されてしまいそうな熱気が、

キャンプファイアーの火が俺を襲う




そして一番に俺を襲っているのは



それは・・・・。




"理性”





状況を説明すると



今、キャンプファイアーをしていて


俺はあまり騒ぐのは得意ではないので

木のベンチに座って皆を見ていたのだが



ちょっと眠そうな雪野さんが俺の隣に座ってきた




まだ、それなら大丈夫なんだけど



熱いって言って着ていたパーカーを脱ぎだし



熱気でおかしくなったのか顔を赤くして


ふにゃって笑うのだ