「分かりました、言いますっ。


朝倉先輩から命令されてやりました。

だけど、実行したのは私の意思です。


ごめんなさいっ。」





泣いてしまったその子を見ても

罪悪感なんて生まれてこない。







ドクドクと緊張で胸が高鳴っていた




少し安心して力を抜いた瞬間

目の前が真っ白に染まっていく




バランスを崩して落ちていく身体




ぽすっ



温かいものに包まれ視界色づく



「桜木くん?」




ドキンッドキンッと

苦しくなるほどの心臓の音




聞こえてしまうっ/////



頭がパニックになって思わず身体を離す





ぎゅっ