《さくらside》 「───…“好きです。よかったら俺と付き合ってください。”だってさ!」 「……え、なにが?」 あたしの前の席に足を組んで座りながら 親友のナミちゃんが手紙を読んだ。 「なにって、さくらの机の中に入ってた手紙に書いてあったことだよ!」 「えぇ!?そんなこと書いてあったの!?…ぅっ……」 今日学校に来たら、机の中に手紙が入っていた。