冷たくいい放つ翼くんに、笠井くんが止めにはいる。 彼氏いないのに………。 翼くんが、勘違いしてるだけなのに…。 ────ガタッ! あたしは音を立てて座っていたイスから立ち上がった。 そして…… ────パシャッ! 「翼くんの……バカッ…!」 あたしは翼くんに目の前にあったコップの水をかけて、その場から走った。