「さくら、午後の授業サボるよ!」 「…えっ…な、ナミちゃん…!?」 泣いているあたしの手を、ナミちゃんはつかんだ。 ナミちゃん……? ─────────…… そして、着いた場所は屋上。 初めて屋上来た……。 「さ、話してよ。言っとくけど……嘘はダメだからね」 「…………うん…」