あなたへ 【短編】





高校生くらいの


女の子だろうか、

そんな子が入ってきた。

屋上の策のところまで行って









泣いているのを見た。


俺はいてもたってもいられず




声をかけた。



「…だ…大丈夫?」




その女の子は、


驚いた顔をしていた。