「うまいなあ!やっぱ俺って日本人の血が濃いんだなあ。

 米、すきだわ~~。」


「よかったあ、それだけ食べられれば元気になるね。」


「俺は初めから元気だぞ。」


「熱があって、早く帰ってきたんじゃないの?

 苦しそうだったし…」


「ああ、それ?アメリカからちょっと知り合い連れてきてたんで、」


「え?どこ?」


「今お前のとなりいるけど?」



「と、隣って~?見えないけど…まさか?」


「ん、多分あってる。で、取り憑かせて連れてきたんで、

 さすがの俺も、体調が悪くてね…」



そうだった、そういうオカルトな設定があったんだった。


「いるの?ここに?」


「うん。」