Material Boy

スカ-トの下の下着に遥火の指がかかった時

電流が走るように身体の中を

何かが、つき抜けた。


「ま…まってあの…」


「また、だめっていうの?」


「こ、怖くて。」


遥火はふっと笑って。


「俺が怖い?」


見つめられた瞳は優しくて、首を振る


「好き。」


そう言って見つめ返した野乃に、



驚いた顔して、


見たこともないほど満面の笑みで、



「そっか、うん言霊ってすごいな。」


そう言ってキスをする。


「すげぇ嬉しい。俺 野乃が好き!好きだ!」



ぎゅうぎゅう抱きしめてきた。