「司会さん?マイクをかして下さる?」 「は、はいっ…どうぞ!」 私はマイクを受け取って 挨拶手短かに済ませた。 「これでいいかしら?司会さん!」 「一応…大丈夫です、ね」 「会場のことはあなた任せるわ!スカイ!サン!こっちにいらっしゃい?」 「………」 「は、はいっ」 今の段階ではまだ、 全部話せないけど… 少しくらいなら 話してあげられるわ…莉亜。