バタン


屋上から、莉亜と寧子が出ていった。




「それにしてもさ~転校初日の会ってすぐからあんなに仲良くなるかな~?寧子ってすぐには信用しないタイプなのにさぁ?」



「それもそうだよな!莉亜と寧子って莉亜が転校してきてすぐに保健室行ったんだろ?」



「えぇ、僕もそう聞きました。ただ、寧子が輝さんに指名されただけとも聞きましたが。」



「でも、その日は2人共一緒にサボってショッピングだろ?昔から友達だったとかか?」



「………何かありそうな気がする。」



「おっ海斗が女に興味持ってるぞ!?」



「海斗。あいつらを龍姫にしていいか?」



「………或玖の好きにしていい。」



「やったぁ♪寧子と莉亜ちゃんが龍姫だ!」

「でも、寧子って嫌がってたんじゃねぇ?」

「莉亜さんも一緒なら大丈夫でしょう。」



「じゃ、教室行くぞ!トイレ行ったあとは教室だろ?」



「「「おう!(うん!)(はい。)」」」

「………。」