「...え?」 間抜けな声を出したチビ。 大丈夫かな?こいつ。背に比例して脳みそまでちっちゃかったりして。 「彼って誰のことですか?」 再びチビが口を開く。 あぁ、なるほど。だから、困っていたのか。 黙って私は輝を指差す。 「輝のこと?」 「そうよ。」