あぁ。なんだ、そういう事か。 つまりは、親の権力を使って私の家を潰す気だ。 「阿保くさっ!何自分の力でもないくせに威張っちゃってんの?w君、見ていて痛いよ~☆」 「~~ッ!」 そう言うとチビは猿のように顏を真っ赤にし、私の腕を引いて歩きだした。 振り払おうとしたが普通の女は男に力が敵わない。 怪しまれないためにも仕方ないか… なんて考え振り払う事はせずついて行った。