「・・・なんすか」 「俺、笑さんと良い感じになりたいからさ、君に手伝って欲しいんだけど」 は? なんで俺が嫌いな奴の恋の応援なんかしないといけねーんだよ。 「・・・考えときます・・・」 とりあえず、曖昧な返事をして、小村先輩とわかれた。 教室からカバンを取って、下駄箱のところで笑を待つ。 10分後、笑は息を切らして走ってきた。