戻ってみると、もう彼は絵を描き終えたらしく、いつものように仰向けに寝転がっていた。 相変わらず、その瞳には生きている人間とは思えないくらいに覇気がない。 いつもそうだ。 絵を描いている時も、彼が、今何を考えているかなんて全く分からない。