君への思い。【短編】



それを確認して、ゆっくり口を重ね、舌を忍ばせた。


「んっ!?…っ」


舌を絡める俺に、どうすればいいのかわからない結夏ちゃん。


俺のジャージをギュッと握る結夏ちゃんの手。


愛しいと思った。



結夏ちゃんの口の中はすこし血の味がして、ちゃんと消毒してあげた。



「ぷはぁっ……ハァッ……」



息が出来なかったのか、肩を上下に動かして深呼吸をする結夏ちゃん。


「急にごめんね?」


「わ、渉くんって……慣れてる?」


不安げに聞く結夏ちゃんに、すこし悪い事をしたかなと罪悪感が出てきた。