私は慌てて、神谷くんの胸を押し返した。 「だ、ダメ……っ!なんでこんなことするの……っ?」 「え?」 「私のこと好きでもないのに……神谷くんこそ、勘違いさせるようなことしないでよ……っ」 涙目になりながら、私が言うと神谷くんはフッと笑った。