「ありがとう、神谷くん」



「別に、礼言われるようなことじゃねぇし」



「ううん!こんなにはやく治ったのは神谷くんの魔法だよ!」



「は……?魔法?」



「そう、魔法」



神谷くんの優しさがきっと私をなおしてくれたんだと思う。



「……よくわかんねぇ」



私、優しい神谷くんが好き。



大好きだよ。