「もしかして……昨日からここにいたのか!?」 「は、はい。本を返して帰ろうとしたら閉められて………」 「すまない。昨日、おじさん急いでて……確認しないで閉めてしまった」 おじさんは焦った様子で私と増岡綾綺に頭を下げた。 「大丈夫です!気にしないでください」 「昨日、不安そうな顔してたクセに……」 増岡綾綺があくびをしながら小声で言った。 「う、うるさいなぁ……」 「おじさんが責任を持って先生に事情を話すから職員室に行こう。」 私と増岡綾綺は用務員のおじさんと職員室に向かった。