「……中山、仁?」 中山仁は下を向いたままで、表情が全く見えない。 「イヤだよ」 「え……?」 中山仁の言葉に私は冷や汗をかく。 もしかして……納得できなかった? 「あ、あの……っ」 「友達なんてイヤだよ!親友になりたい!」 すると、中山仁はいつもの無邪気な笑顔で私に言った。 なんだ……ビックリした……。