「あの2人って付き合ったのかな?」 中山仁が首を傾げる。 「いや、違うと思うけど……」 もし付き合ってたら、私にキスなんてしないでしょ。 でも……加恋と神谷くんはお似合いで、はたから見れば美男美女カップルだった。 「……っ」 まただ……この胸の痛み。 なんでこんな悲しい気持ちになるの? なんで少し……悔しさを感じてるの? 神谷くんのことなんて、好きじゃない……親友の好きな人なんだから、好きになっちゃいけないのに……。