3人でご飯を食べ始めた。



私は黙々とごはんを食べていた。



……のはよかったんだけど。



「おばさんの料理、昔から美味しいですね!久々におばさんの料理食べられるの、楽しみにしてたんですっ!」



神谷悠がさっきの不機嫌な表情とは真逆な眩しい笑顔で言った。



なによなによなによっ!!!
お母さんの前ではいい子ぶっちゃって!
私には嫌がらせばっかするクセに……。



ほんと何なの!?
もう耐えられない。
誰か時間を巻き戻してくれないかなぁ……。