「だってじゃないの!!ほら、呼んできてっ!」 お母さんに背中を押され、食卓から追い出された。 「えぇっ!?なんで私が……」 「いいから!これから一緒に住む仲でしょ?」 「……っ」 お母さんは神谷が相当好きみたいだ。 私は神谷悠なんて大キライだけどね! お母さん、私の気持ちも考えてよほんと……。 「はぁ……」 思わずため息がまたこぼれた。