「なぁ、早く案内しろよ」 こ、怖すぎる……この人と住むなんて、絶対耐えられない。 家でも学校でも顔を合わせるなんて無理。 「……おい、聞いてんのか?」 「は、はいっ」 ひえぇ……怖い。 もう無理、こんなんなら家出して野宿する方がマシかも……。 私は怯えながら2階の私の部屋の隣の部屋へ案内した。