……数時間後。 「はぁ~終わった~……」 私はそう声を発して、背伸びをした。 本棚はキレイに整理されて、見た目がすごくよくなった。 「お疲れ」 増岡綾綺が私の背中をポンッと軽く叩く。 「お疲れさま」 私は増岡綾綺に笑顔を向けた。 はぁ、もうこれからは絶対居残りなんてしないようにしなきゃ。 ボーっとしないように気を付けよう!