「俺と倉持、言われるまで気が付かなかったけど実は幼なじみなんだよ。んで、俺の家、片親じゃん?だから親父が出張の間同居することになった」 「そ、そーなんだ……」 中山仁は下を向いて言った。 「あっ!俺、用事思い出した!悪いけど帰るわ!んじゃな!」 いつもの笑顔を見せると、中山仁は逃げるように去って行った。 「んー、んじゃ俺はちょっと入って良い?」 増岡綾綺が私に聞いてくる。 「せ、狭いけどどうぞ……」 増岡綾綺は私の中では1番3人組でまともだ。 3人組にいるけど、案外常識はあるんだ。