田中屋様は間を開けることなくまた来た
「お前この間仕置き部屋に入れられたんだって?」
「あぁ、はい」
「何やらかしたんだ?ん?」
「その…色々あって」
「まだアザが残っているな…」
そう言って日暮の腕をさすり出す
その瞬間日暮の体はビクリと揺れる
ふと、麻鞠姐さんの方を診れば、こちらを心配そうに見ている
流石の姐さんもこの状況からあたしを救い出すのは困難で
「なぁ、もうすぐ初見せだなぁ、楽しみだなぁ」
自分の意見に同意を求めるような言いぐさで眉を潜める田中屋にまたゾッとする
先程からさすられている手には鳥肌がたち、必死で作る笑顔もひきつってしまう
やっぱり、怖い…
一度感じてしまうとその恐怖は心全体を曇らせ始める
変な汗まで欠いてきてしまう
やっぱり、死のう
そう思って下を向いた瞬間シャランと音がなった
それは昨日麻鞠姐さんにもらった簪だった
「お前この間仕置き部屋に入れられたんだって?」
「あぁ、はい」
「何やらかしたんだ?ん?」
「その…色々あって」
「まだアザが残っているな…」
そう言って日暮の腕をさすり出す
その瞬間日暮の体はビクリと揺れる
ふと、麻鞠姐さんの方を診れば、こちらを心配そうに見ている
流石の姐さんもこの状況からあたしを救い出すのは困難で
「なぁ、もうすぐ初見せだなぁ、楽しみだなぁ」
自分の意見に同意を求めるような言いぐさで眉を潜める田中屋にまたゾッとする
先程からさすられている手には鳥肌がたち、必死で作る笑顔もひきつってしまう
やっぱり、怖い…
一度感じてしまうとその恐怖は心全体を曇らせ始める
変な汗まで欠いてきてしまう
やっぱり、死のう
そう思って下を向いた瞬間シャランと音がなった
それは昨日麻鞠姐さんにもらった簪だった

