教科書とノートを見て なんとかできるレベルな プリントだから、きっと ・・・できる、はず・・・。 「 ふーん・・・ 」 「 ・・・先生? 」 先生がそっと離れて 私は俯いていた顔を上げた。 ─────────チュッ 「 やっと俺のこと見たな 」 突然落とされたキスに 心臓が止まるかと思った、と 胸元を押さえながら言えば 先生が笑って、 「 恥ずかしい? 」 触れるか、触れないかの距離で そう聞かれて頷いた。