桜が舞い散る

《♪~♪~♪》



「んー誰よ、もお、」



私は電話がなり起きた。



「もしもし」



「桜ー?あゆみだよー?」



あゆみ?今さら何のようよ。



「何かよう?」



私は素っ気なく言う。



「あっれー?やっと気付いたんだ?桜ちゃん?」



気持ち悪い。鳥肌が立つわ。



「え~気付いたわよ?裏切り者のあゆみちゃん?」



と、私が言うと



「気安く私の名前を呼ばないでっ!汚らわしいのよっ!」




いきなり大きな声で話し始めたあゆみ。




「それは私も同じ。私の名前を呼ばないで。
アンタ何かに私の名前を呼ばれると腐るのよ。」



あゆみとは反対に私は冷静に淡々と言う。