「傷、残してどうすんのょ・・・。」 文句を言っているつもりなのに 顔がにやけてる。 ・・・嬉しくなんかないし、馬鹿。 ドクン! 「・・・っはぁ・・・ふ」 何これ、胸がくるしぃ。 胸の中から、ナニかが突き上げてくる。 でもその痛みは一瞬だった。 「何だったんだろ。」 達かにさっきまで会った痛み。 それが一切無くなっている。 ま、いっか。