ちゅ 「っ!?!?!?!?」 く、首にキスされてる!! しかも、なんか痛い! 「ちょ、ひゃ・・・ぁ。」 露になった首元にシユウの前髪があたる。 肩にある両手のせいで逃げられない。 心拍数が、跳ね上がる。 「・・・・・・マーキングだよ。」 顔を上げたシユウがつぶやく。 「どこにいても、 お前のピンチには駆けつける。 それがたとえ、隣国でも浴場でも。」