「じゃ、お風呂行ってきます。」 「…。」 肯定と受け取り、歩を進める。 一応、隣国に知られちゃいけない お忍びらしいので顔を伏せて歩く。 意外と近くにあったのであまり 心配しなくてもよかったみたいだけど。 「ふぅ…。」 疲れた、精神的に。 近くにいるだけで、こう 威圧感?があるから。 今日の事を走馬灯のように 思い出しながら、ふとある事に気付く。