「ただいま帰りました。 お母様は我が物顔で積極的に お茶汲まないで下さい。 シユウにやらせますから。」 「へー、何入れてもいいんだ?」 ニヤリ、と笑うシユウを見て、 「お母様、甘いココアをください。」 と、即答。 ふぅ…と一息つき、 ティーカップに手を伸ばし、たかった。 「シユウ様、私がやりますわ。」