何でそんなに適当にあしらうのかな!? 私は姫だよ!? 「…ぷ。いつも通りだな。」 「当たり前よ。私を誰だと思ってるの?」 「色気のねー姫。ほら、いくか。」 悪態をつきながらも片手を出し、 エスコートしてくれる優しいシユウ。 この気持ちは、抑えられる。 大丈夫、今までどうり。 自分を偽り、生きてゆく。